暗黙のルールを強いる親の意図とは?

 

 

こんにちは。

 

 

 

鹿嶋です。

 

 

 

毒親と言われる人がいる家族は
健全な家族と違って
独特のルールや暗黙の了解
ようなものが存在します。

 

 

 

言葉で表現できるものもあれば
言葉では表せない
どこか変な世界といった感覚的なもの
であることもあります。

 

 

 

 

では何故毒親は暗黙のルールを
課すのでしょう?

 

 

 

あるクライアントのJさん。

 

 

 

Jさんは小さい頃から
親の顔色を伺っていて、
大人になっても自己主張することなく
いつも誰かの顔色を伺っては
ご機嫌取りのような役割を
してしまいます。

 

 

 

詳しく話を聴いていくと、
Jさんの家庭は会話らしい会話は
ほとんどなく、感情を伴う交流が
家族間ではなかったとのことでした。

 

 

 

また、母親は「これをやって」と
直接口にはせず、
無言の圧によって
Jさんは母親のやっていることを
手伝わなければならなかったり
言うことを聞かなかったら
「どうなるか分かってるな」と
いうような服従を強いられていました

 

 

 

幼少期の子供からすれば
親から見捨てられることは
「死」を意味するため、それを回避すべく
親から課された理不尽な暗黙のルールに
必死で従おうとします。

 

 

 

…とても悲しい現実ですね。

 

 

 

またはとてもひどい親のように
感じられるかもしれません。

 

 

 

では、一方の母親側の心理状況は
どうなっているのでしょう。

 

 

 

Jさんの母親は実は
親からろくに養育されたことがなく、
食べるものもない凄惨な
環境下で育っていました。

 

 

 

 

そして話をよく聴いていると、
Jさんの母親は周囲の状況を判断する力
空気を読む力欠如している
ことが分かりました。

 

 

 

言い換えると、
人の気持ちを汲み取る力
「ない」ということです。

 

 

 

そしてそれは
子供とどう接したら良いか
母親とはどう振舞えば良いか
を分かってないということを意味します。

 

 

 

それを前提に考えると、
母親が子に対して無言の圧を与えたり、
服従を強いる理由が分かってきますね。

 

 

 

そう、「1番簡単なやり方」を用いて
親と子の関係を結んでいる
ということです。

 

 

 

一方的に「ひどい親」という見え方から
親と子、両方が被害者であるという
とらえ方に変わっていくのが分かると思います。

 

 

 

こんなふうに、カウンセリングを
進めていくと、本人でも気づかなかった
新たな事実が浮かび上がってきます。

 

 

 

そして正しい理解を進めていくのと
同時に、自身の奥底に眠る
「本当の気持ち」をカウンセラーに
たくさん受容されることで
その方の辛い症状が嘘のように
なくなったり、問題や悩みが解決して
いったりします。

 

 

 

 

もしあなたがこのクライアントの
Jさんのように、

 

「ちょっとおかしな家庭で育ったな」

とか、

「言葉では表せない独特のルールがある」

 

といった感覚があり、
人間関係で悩むのであれば
ぜひ早めに当カウンセリングを
お尋ねください。

 

 

 

ご家庭の暗黙のルールの背景や
そうならざるを得なかった真実に気付き、
今の悩みの解決が流れるように
進むでしょう。

 

 

 

そして誰かのご用聞きや奴隷から解放され
自分の生きたい人生を歩めるようになる
のです。

 

 

 

あなたからのご予約、心よりお待ちしています。

 

 

 

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