素っ気ない態度を取る人の特徴

会社や学校などの社会生活を送っていると、
多種多様な性格の方と接する機会が多いと思います。

 

 

中には、「この人何考えてるの?」と思う人や、
「私のことが嫌いなのかな?」と感じる人もいると思います。

 

 

人の心は実際にはなかなか分からないもので案外人のことを嫌いにならないものです。
でも、そう思い込んだまま相手と接すると相手もそれを察知して
「俺のこと嫌いなのかな」と思い込み、
本当に関係がギクシャクするなんてこともあるかもしれません。

 

 

そう、出来事は思い込みでできているといっても過言ではないかもしれません。

 

 

そんな思い込みを少しでも外す一助になるために
今日はテーマにある話をしていければと思います。

 

 

こちらが仲良く接しているのに一向に距離が縮まらない、
何か素っ気ない態度を取られる。

 

 

そういった場合相手にはある原因が関係しているかもしれません。

 

 

それは「愛着障害」です。

 

 

簡単に言うと、幼い頃親などから十分に接してもらうことができず、
結果的に人との間に絆を結ぶ力が欠如している状態です。

 

 

愛着障害のパターンには3つあり、分かりやすくいうと

・不安、しがみつき型

・回避型

・恐れ、回避型(上記2つの融合)

 

になります。

 

 

今回のテーマの「素っ気ない態度」はこの中の回避型にあたり、
文字通り、人間関係を回避するタイプになります。

 

 

このタイプは「縛られない」ことが根っこの信念にあり、
人と距離を取り、人との葛藤を何より避けようとします。

 

 

仕事などのチャンスが来ても見す見す逃してしまうのもこのタイプの特徴と言えるでしょう。

 

 

ただ、能力を持っていることも多くあるため、
何考えてるか分からないけど不思議なオーラがあり惹かれてしまう
なんてこともあるかもしれません。

 

 

もし、あなたがこういったタイプの方から
「嫌われているかも」と思っているなら、
それはまずないでしょう。
あなたがしつこくしてなければ嫌われるなんてことはないのです。

 

 

安心して良いと私は思います。

 

 

では、どうすればより仲良くなれるのでしょう。

 

 

それは、程良い距離で変わらず接し続けることです。

 

 

一見、打っても響かないように見える彼(彼女)も心のうちでは
はっきりと理解してる場合が多く、反応は薄くても確実に響いています。

 

 

愛着障害の方は愛着が健全に育たなかったという大きな心の傷を負っていて、
それだけ彼の心も実は繊細であることが伺えます。

 

 

心の奥底の本当のところは、実は人と絆を結びたいと思っています。

 

 

だから焦らず、ちょっとずつが合言葉なのです。