与える喜び

 

 

こんにちは。

 

 

 

鹿嶋です。

 

 

 

もう9月ですね。

 

 

 

前回のブログで究極のレベルでは
繋がりなどないという話でした。

 

 

 

では、私たちはなぜ人に良く
してあげるのでしょうか?

 

 

 

なぜ時に自分を犠牲にしてまで
人に尽くしたりするのでしょうか?

 

 

 

今日はそんな話がテーマです。

 

 

 

友人や恋人、家族など自分と
密接な関係の人に良くしてあげたいと
思うのは当然といえば当然かもしれません。

 

 

 

近所の方や日頃お世話になっている方へ
お裾分けし、それが巡り巡ってくる…

 

 

 

何か人に良いことをしたらスッキリ
するし、いつかそれが自分に返ってくる。

 

 

 

 

あくまで自分の世界の中であっても
相手は心地よく感じるんだろうな
と幸福感を感じることもできますね。

 

 

 

でも、時に相手と自分が本当に
1つになって同じ喜びを感じる

 

 

 

そんな一体感の感覚を感じたことが
あなたにもあるのではないでしょうか?

 

 

 

自分や相手がそれぞれ小宇宙である
例えがありましたが、その宇宙同士は水面下
において共鳴し合える共通の成分
構成されているようです。

 

 

 

そしてその次元にテレポートした時、
感じる感覚、見える景色は全く
一緒になるのです。

 

 

 

例えば、人間含め、全ての物質は
小さな粒子からできていて、
その基本は原子と言われています。

 

 

 

 

宇宙がそれぞれあって全くの別物
あったとしても、中の成分・構成物・
元は突き詰めれば全部同じと言う
ことができますね。

 

 

 

人の心の中はもっと独創的かもしれませんが、
それぞれ全く別の精神界であっても
喜び・悲しみ、恐怖、怒りなどの
基本的感情までは同じと区分けすることが
できます。

 

 

 

少し入り込んで例えるなら、
自分や他者が1つの惑星(地球)だと
して、それぞれ違う色合い、大きさをして
いるのだけれど、中のマントル部分は皆
共通のようなカンジでしょうか。

 

 

 

そういう次元に立ち返ったとき、
相手の幸せは即自分の幸せ
に構造上なることに気付きますね。

 

 

 

人に良くしてあげたことが巡り巡るもの
頭の中で相手がこう喜んでいるだろう想像

では決してなく、今この瞬間に
そのままイコールになる感覚です。

 

 

 

前回は繋がりなど全くない別世界でしたが、
実は持ってるのようなものは
共通しており、惑星同士、小宇宙同士
共鳴し合っているのです。

 

 

 

総じて、そもそも人間は
”同じ”と”異なる”を同時に持ち合わせる
「矛盾」を抱えた二層構造の生き物
であると言えるでしょう。

 

 

 

だからこそ、人に与える時は
「別の人に」あげるのだけど、
「自分と同じ」だから礼など
いらないのです。

 

 

 

 

究極、一方的に与えるだけで
良いのかもしれません…

 

 

 

しかし、今置かれている一般社会のルールや
常識、関係性の恒常性もあるため、
ありがとうございます
のお礼が必要ですね。

 

 

 

こういった倫理や規範を構造の1つに含める
先に加え、人間は3層構造になっている
言うことができると思います。

 

 

 

 

人間が物質優位な規範の膜に覆われる以前の
はるか昔は、その辺がもう少しシンプルに
在れる構造(世界)だったのかもしれません。

 

 

 

世界でもいまだに現代文明とは一線を画して
ネイティブな生き方をする部族が存在するのは、
物質優位な規範の配下に成り下がりたくない
とする彼らの強い”意思”がそこにあるから
なのかもしれませんね。

 

 

 

私たちが生きる意味を深く考えた時、
彼らによって幸せや満たされ感に関する
考え方を今一度思い直させてくれる、
または思い出させてくれる…
そんな価値観の再構築に繋がる気がします。

 

 

 

彼らを少数だとする今の私たちの価値観は
たかだか数百年程の歴史しかなく
ネイティブとざっくり区分けした彼らの歴史、
つまり、時間を軸にした捉え方を取り入れると
彼らの存在は壮大さを帯びるのですから。

 

 

 

人は人、全く違う価値観で自己主張し
対立する、またはルールを作って共生する。
そこに物質的な隔たりが加わって
膨大なタスク(仕事)が生じる。

 

 

 

そのタスクをこなさない限り、その
隔たりの向こう側へたどり着けない。

 

 

 

または断絶された感覚に陥る…

 

 

 

そんな現代を生きる私たちは、ネイティブな
彼らからすれば違和感、または滑稽な存在に
思えてならない部分も大いにあることでしょう。
生きている間に彼らと価値観が相交わることは
少ないのかもしれません。

 

 

 

ですが、そんな彼らとも2層構造である
ところまで立ち返れば、深いレベルで
共鳴できる可能性も出てきますね。

 

 

 

 

相手と自分は全く異なる、
でも実は自分と同じなのだから
相手に与える

 

 

 

相手の幸せは即自分の幸せ
なのですから。

 

 

 

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