こんにちは。
鹿嶋です。
今日はこんなテーマでお話します。
あなたにとって気付きになれば
幸いです。
心の回復を妨げているもの…
それは、「恐怖」と「屈辱感」です。
喜び、悲しみ、楽しみ、怒りなど、
多々ある感情の中でこの恐怖や屈辱(恥)
は「退行感情」になるからです。
ほとんどの感情は「前向きな感情」で、
例えばひどく辛い出来事があっても
「自分はこんなに辛かった、悲しかった」
と涙して「悲しみ」をしっかり
感じ切ることで心がスッキリして
次に進むことができます。
「怒り」の感情でさえ、自分を
奮い立たせるための原動力となり、
「前向きな」感情なのです。
でも、「恐怖」や「屈辱感」は違います。
自分の問題に向き合うのを妨げ、
心の傷を負った状態をキープさせて
しまうのです。
それが、「退行感情」と言われる
理由です。
ある女性のクライアントNさん。
高校時代に問題を抱え、不登校になりました。
Nさんは、学校で嫌なことがあり、
とても辛く落ち込んでいました。
でも、その問題自体はそこまで
大きくなく、当時のお父さん、
お母さんが気持ちをしっかり
受け止めていれば十分に回復が
望めました。
でも、その対応を親御さんは
誤ったのです。。。
「そんなことで悩んで
お前はしょうもない」
その言葉がNさんの脳裏に
焼き付き、問題を克服する力を
根こそぎ奪っていきました。
その時に感じた屈辱的な感情と、
「自分は価値がない」と思い込んで
しまったことから生まれる対人恐怖に
よって「もう2度とこの問題に触れまい」
と、完全に蓋をしてしまいました。
それから問題を克服するために
私のカウンセリングに来るまで
何年もの月日がかかってしまったのです。
このように「恐怖」と「屈辱感」は
人から現実に立ち向かう力を
奪ってしまいます。
小さな問題を大きな問題にして、
解決できないと思い込ませてきます。
カウンセラーである私からの
アドバイスを1つ(ずつ)。
あなたがその「恐怖」と「屈辱感」に
縛られていること自体に気付くことです。
(もし親御さんの立場であれば)
悩んでいるお子さんに対して
「そんなことで悩んで情けない」と
いった「恥」や「屈辱感」を思わせる
言葉を絶対に使わないこと。
心の問題は必ず克服することが
できます。
何故なら自分に解決できない
問題は作る(引き寄せる)ことすら
できないのですから。
もし、あなたが今悩んで、
「どうしたら解決(克服)できるのか」
と悩んでいるのなら、是非1度
カウンセリングを受けていただくことを
お勧めします。
あなたの本当の問題を明確にして、
自分自身に眠っている本当の
力を引き出すお役立ちを
させていただきます。
きっと
「あんな過去があって今の自分がある」と
振返ることができるようになるでしょう。
あなたが変わるサポートをさせて
いただけることを楽しみにしております。