こんにちは。
久しぶりの投稿になります。
今日のテーマは、
「自分をこんなに生きづらくした親に対し
てどういう目線でいるべきか」
がテーマです。
日々毒親育ちのクライアントの方と
セッションしていると驚くほど共通して
出てくる言葉があります。
それは、
「親も苦労してきたと思うんです」
という親を憐れむ気持ちです。
一般の目線で考えると、
「子供を苦しめた親が悪い」
となるのですが、当の本人が1番
親をかばっていることが実に多い
ように感じます。
もちろん、自分の親を悪く思いたくない
純粋なる子供の気持ちでもあるでしょう。
また、長い間親の支配下にいたため、
「悪く思うなんてできるはずがない」
という縛りがあるのかもしれません。
しかし、私はもっと深い理由がそこには
あるように感じます。
それは、
「親のイメージ像を壊したくない」
です。
自分の親、特に母親のイメージは、
実は自分の見えている世界に
深く通じているところがあります。
ですので、母親のイメージ像が
崩れることは自分の世界が
崩れることになり、とても
恐ろしいことでもあるのです。
毒親が憎く、心の奥では
「毒親から解放されたい」と
願っていても、そのブロックが
強くてなかなかそこから抜け出せない人が
多いと感じます。
では、どうすれば良いのでしょう。
私は、「事実中心でとらえる」
ことをオススメします。
感情や解釈が先に来てしまうと、
嫌な感情に飲まれたり、
同じところを堂々巡りして
しまうケースが少なくありません。
でも、起きたできごとや、
事実にフォーカスをあてて、
そこから相手の心情や自分の
深い感情に目を向けてみると、
そこには広がりが出てきます。
「あの時自分は本当はこう思ってたんだ」
「親は実は気まぐれで無関心だったんだ」
「冷静に考えるとあの行動は許せない」
など、親の正しい理解ができて、
自分の本当の感情が芽を出します。
とはいえ、これまで何年、何十年も
固定された親のイメージ像を変えることは
そう容易くはありません。
実はカウンセリングではこういった
気付き、感情の変化を促す役割を
担っているのです。
急に変化してしまっては自我が
崩壊してしまいますし、
だからと言って同じところに
留まっていたら毒親からの解放は
ありません。
ここがカウンセリングの腕の
見せどころでもありますね!
もし、あなたが長年毒親との関係に
苦しめられ、そこから抜け出せないと
したら是非1度当カウンセリングを
お尋ね下さい。
深い傾聴により、忘れていた記憶も蘇り、
本当に思っていた感情があらわになって
スッキリする体験が味わえるでしょう。
時に親を憎み、
時に親を憐れみ、
正しい親の理解が進んで親の全体像が
掴める頃には、あなたは毒親から解放
されています。
親(特に母親)のイメージ像は、
自己の世界と深く通じているのですから。
現在当カウンセリングでは、
初回カウンセリング半額キャンペーン
実施中です。
是非1度、申し込んでカウンセリングを
体験してみて下さい。
きっとこれまでになかった気付きや
理解が得られると思います。
あなたの話が聴けることを
楽しみにしています。