こんにちは。
今日はこんなテーマで進めていきたいと思います。
カウンセリングに来られる方で「依存をやめたい」と
言われる方は非常に多い印象です。
でも、依存していると分かっていてもやめられないのがこの症状の難しいところ。
ではどうやったら解消できるか。
それは、
「孤独」を味方につけることです。
孤独…依存が癖になっている方にはちょっときつい言葉かもしれません。
ただ、ここで言いたいのは「孤独になる」ではなく「孤独を味方につける」です。
孤独という言葉が苦手という人は「ひとり」という言葉に変えても良いかもしれません。
少し掘り下げていきましょう。
依存をするようになる人には共通した特徴があります。
それは人生のどこかで、重要な人から疎外された感覚を持っていることです。
人は「疎外された」という感覚が根付くと、
「自分は愛されてないんだ」という信念を持つようになって
結果として人を過剰に求めてしまうようになります。
言い方を変えれば依存してしまうということです。
そこで大事になってくるのが「孤独」です。
最近では「ぼっち」なんて言葉が流行ってますね!
実はこの孤独やひとりに慣れることで、
「自分は何かに頼らなければ生きられない」という思い込みを
捨て去ることができるのです。
そのためには自身で「ぼっちトレーニング」を
することが効果的です。
具体的にはこんな感じです。
・誰か(異性)と映画→1人で映画鑑賞
・煙草を大量消費→1日5分の深呼吸で煙草を吸う時の感覚を再現
・ネット、ポルノ依存→料理などを創る時間を1日1回は持つ
etc.
やり方は様々ですが、
「これまでやっていなかったことを無理なく少しずつ」
が肝心です。
こうして少しずつ1人でできることが増えてくると
いつの間にか「何かに頼る」という感覚が
薄れていることに気付きます。
「自分でやれることは自分で調べて実行!」
というマインドができあがり、
結果として、
対人においても
依存と搾取
の関係から
共有
の関係にシフトしていきます。
そこでは自身の経験や感情を互いに受け入れることができ、
それらを共有することに喜びを感じます。
そこに上下関係はなく、あくまで「対等」なのです。