我慢の代償~その先に待っているもの~

 

 

こんにちは。

 

 

 

鹿嶋です。

 

 

 

新年早々のテーマは、
「我慢の代償」についてです。

 

 

 

たくさんの我慢を強いられ、
あれもダメ、これもダメ…
色んなことを選別し、否認し
ただただ我慢していった先にはどんな
未来が待っているのでしょう?

 

 

 

それは、空虚感(虚無感)です。

 

 

 

 

自分の素直な欲求を我慢し続けると
人間は感情を鈍くさせ、ハッキリと
感じることができなくってしまいます

 

 

 

30代女性のクライアントDさん。

 

 

 

幼少期から毒親に育てられ
物心ついた頃から家事手伝いをさせられ、
親の愚痴や不満のはけ口にされてきました。

 

 

 

何か決めるときは必ず母親が

こっちにしなさい
あんな子と付き合ってはダメ
このTV番組は見てはいけない

と全て口出しをして母親の言う通りに
しなくてはなりませんでした。

 

 

 

そんなDさんは
大きくなって社会人になっても
物事を自分で決めることができません。

 

 

それこそ
どんな人と恋愛するか
どんな会社に就職するか

 

 

 

など大きな選択はさることながら

 

 

 

人にものを頼むときどう伝えれば良いか
飲み屋の席で最初に何を注文すべきか
買い物するとき何を基準に選べば良いか

 

 

 

などあらゆることが自分で決められず
つい人に合わせてしまったり
時に人の言いなりになって
騙されてしまったり…

 

 

 

そんな心境をまるで他人ごとのように
Dさんは淡々と語ってくれました。

 

 

 

自分の価値観を持てない無価値観
人に迎合しないといけない不安
人から騙される屈辱
人に対する不信感
でも人に好かれたい焦り

 

 

 

Dさんは前にも後ろにも行けず
言わば身動きの取れない
絶望の淵にいました。

 

 

 

もはや自分の感情を押し殺して
感情が「ない」ことにするしかない
だから自分のことをあたかも他人事のように
淡々と語れる…
そこにはDさんの「空虚感」が存在感を出さない
ながらも強く渦巻いていたのを覚えています。

 

 

 

では、そんな状況から脱するには
どうすれば良いか。

 

 

 

絶望の中から
このままではいけない、
ここから抜け出さなきゃ!
と一大決心をし、当カウンセリングを
尋ねて下さったDさん。

 

 

 

彼女はせきを切ったかのように
これまで押し殺してきた自分の感情全てを
カウンセリングの場で語り始めました。

 

 

 

1回目、2回目、3回目と
回を増すごとに自分の「確か」な感情
取り戻すようになっていきます。

 

 

 

話す内容は同じであっても
語れば語るほど、
骨格だけであった部分に
「感情」という肉付きが強化されて
話にまとまりが出てくるのです。

 

 

 

そして何故自分はこんな目に
遭わなければならなかったのか、
心の底から「理解」し、その
悔しさや怒りが語られると、

 

 

 

スーっとこれまで過度に
自分に強いていた「我慢」が
後退していくのを感じました。

 

 

 

まさに何十年も親から強いられてきた
過度な規範(呪縛)から解き放たれたのです。

 

 

 

カウンセリングの場では、
こんな「奇跡」の瞬間に立ち会うことが
少なからずあります。

 

 

 

抱える悩み(呪縛)は何十年ものでも
外れるときは割と一瞬だったりするのです。

 

 

 

そう考えると、これから先
楽しく明るい未来を生きたいのであれば
ただ耐える(我慢する)のではなく
早めに対処したほうが良いかも
しれませんね。

 

 

 

もしあなたが我慢に我慢を重ねて
生きているのであれば、
心の中が虚無感で埋め尽くされる前に
いち早く当カウンセリングをお尋ねください。

 

 

 

きっとその我慢(呪縛)から解放されて
イキイキとした人生を生きれる未来が
あなたを待っています

 

 

 

あなたからのご予約、
お待ちしています。

 

 

 

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