こんにちは。
鹿嶋です。
11月からは米国でいよいよ
大統領選挙がスタートします。
前回、前々回にわたって
男性性、女性性についてお話しましたが、
今日はその両性を持ち合わせた状態に
ついてです。
私たちは、男性性から連なる女性性の地
…緑ある大地、現代でいえば社会性や
ルールに守られた安住できる場所
に一般的には住んでいます。
ですが、私たちは自身の成長とともに、
男性性よりの世界に向かって
進んでいる気がします。
ふかふかのマットから、ある程度の硬度ある地へ
または色んなものをそぎ落とした境地
という表現の方が適切かもしれませんが、
視座が高まり様々なものを創造/俯瞰できたり
主管する中で特別な”絆”を自身の中で
感受するのでしょう。
女性であっても年齢を重ねるごとに
”男性性”を獲得していく感覚が
感じられるかもしれません。
さて、そんな崇高なまたは権威ある
気高い男性性の世界ですが、
物事を主管する力/権能はあっても
それを保ち続ける”戦い”の世界から
は逃れられない限界が立ちはだかります。
または、主管する立場上多少なりとも
強引な結び付けや、自他含むポジション
配置の枠からは逃れられそうもありません。
古代から現代まで変わらず繰り返される
”所有”の概念を主とした陣取り合戦=
いかに対象を取り込むかといった
捉われの渦中にいるのも事実です。
もし、そこから抜け出せる、ある種
”全知全能”の領域があるとするならば
それはどんな世界なのでしょう?
またはそれは可能なのでしょうか?
もしそれを個として現世界で成そうと
すると大きな試練を乗り越える必要が
ありそうです。
メダカでありながらクジラに
対抗するような、、
時にはメダカがクジラを飲み込むような
無謀な試練/戦いなのかもしれません。
しかし、そんなメダカであっても
全知全能の域(起源の系譜)として使える力
が1つあります。
それは、”均衡を保つ”力です。
そう、全能であるということは
自身が何かの対象そのもの自体である性質上、
何かの肩を持つ、または全面的に味方をする
ことが難しい側面があるのです。
言い換えれば流動性に乏しいのです。
しかし、逆に言えば、
相手とも均衡を保つ力が働くため、
もし相手が攻撃的、悪意でくれば
自分が何もしなくても
”均衡を保とうとする力”によって
その力が反射して相手に跳ね返ります。
反対に保護的、善意を持って接すれば
それもまた相手に返ることになります。
呪詛(規範)返しとでもいえるでしょうか。
しかし、これを現世界で成し遂げるのは
なかなか困難を期すことでしょう。
相手が悪意で来ても
”反応してはならない”
のですから。。
何だか悪霊と対峙しているみたいですね(笑)
しかし、もしこれを乗り越えることができれば
女性性の場所から始まる”生”が
(宇宙の起源から生成していく順番とは逆)
物質的支配性の強い男性性を凌駕し、
それをも遣わすことのできる”権限”を得ること
ができるのかもしれません。
またはそれができて初めて
何かの肩を持つ、または全面的に味方をする
力を自身に吸収させることができるケース
もあるでしょう。
いずれにしても、この人間界の最も辺縁の
淵を若干なりとも超えなければならない、、
そしてそれは人間(人類)全体理解に
必要不可欠な過程/課題なのです。
神界は天気や雲のように
非常に移り変わりが早く、
激しい世界です。
または極端にどちらかに振れる
世界でもあり、それゆえ時に
人間同士の対峙においては
”どちらに穢れを背負わせるか”
が争点になってきます。
その場合、お相子はありません。
そしてその勝敗を分ける裁定者は
人間でもありません。
何故なら、この次元においては結果が全て
というか、均衡を保とうする力がそもそも
「評価」する以前の”絶対性”を
持っているのですから。
もしあなたが”均衡を保つ”力を維持し、
それを生き残らせることができれば
この現世においても全てを主管する
能力を”一部”、手にできるでしょう。
その世界/次元では、全ては自分の思うがまま、
自分の思った通りに現実化する…
または、実態がなくとも全てと繋がれる…
そんな理想郷の世界が存在するのか?
といった疑念が湧いてきそうですが、
本来は全ての人間が持っている力なのです。
この物質世界の陣取り合戦の渦中に
おいて、それに気付き、制限を外す挑戦
を私たちは個々においてやっているのかも
しれませんね。
遠回り、或いは不自由さの幻想を
感じさせられる虚実挟雑の世界において。
あなたからのご予約、
お待ちしています。