古いものを捨て、新しいものを吸収する。
常にそうやって新陳代謝をすることで人はより豊かになっていくものです。
でも中には不必要なものであっても捨てられない人がいます。
…それはものであっても人間関係であってもです。
そんな人にはある特徴があります。
それは、「義務感が強い」ことです。
義務感が強い方は、あることには無頓着といった
部分的に義務感を感じることはほとんどありません。
ほとんどの場合、全ての物事「全般」に対して義務感を強く持ちます。
言い換えれば、とても誠実な良い人なのです。
また、時が経っても変わらず良く接してくれる優しい人でもあります。
でも、時には本人がそれによって息苦しくなるときもあるようです。
古い価値観を捨てられないため、いつまでも古い考え方に固執してしまい、
新たなチャンスを逃してしまうなんてこともあるかもしれません。
では、どうすればいいのか。
「自分の本当の声を聴くこと」です。
少し掘り下げます。
義務感の強い方は模範的な行動を取っていたりします。
本人が気付いてなくても周囲からの評価は非常に高かったりするものです。
でも、常にその状態でいると、
本当にしたいことが分からなくなってしまう
ことも多かったりもします。
そこで対処法としては、1日5分でも10分でも良いので寝る前などに
落ち着いて1日を振り返る時間を持ってみましょう。
瞑想をやっている方はそれとつなげてみても良いかもしれません。
深い呼吸が肝心です。
そしてその振返りの中で、自分が1番ワクワクしたこと、
楽しかったことを思い出します。
それはほんの一瞬でも些細なことでも構いません。
「空が澄んでいて見ていたら、高校時代の楽しかったことを思い出した」
でも良いです。
スーっと、日常から離れてふわっと包み込まれるような感覚になれたらなお良しです。
このとき、きっとあなたは「義務感」というものからは無縁の世界にいるはずです。
自由で、解放的な世界です。
これを日々無理のない程度で良いので繰り返し行います。
すると、自然と日常の中に義務感とは異なる
自分の本物の意志や感情が感じられてくるでしょう。
うまくバランスが取れて、今以上にあなたが生き生きとパワフルに活躍できますよ。