こんにちは。
鹿嶋です。
「人から嫌われるのが怖い」
という感情は何かをやる上で
足を引っ張ってしまいますね。
・本当はもっと人と話したいのに…
・もっとしっかり主張したいのに…
・思い切って行動したいのに…
こんなふうに言動に制限が
かかってしまいます。。
この「人から嫌われたくない」
感情はどこから来るのでしょう？
それは、
小さい頃の「拒絶された」感覚です。
拒絶されたことなら誰でもあるはず。
なのに何で私だけ？
と思われる方もいらっしゃいますね。
実はこれには大きな違いがあります。
これから2人の事例を紹介していきますね。
ある女性クライアントAさん。
彼女は仕事でいつも面倒なことばかり
押し付けられていました。
本当に苦しくてそれでも「No」が言えず
ストレスは溜まるまかり…
とうとう彼女は過労で仕事が
できなくなってしまいました。
彼女の口からは
「仕事を投げ出す形になって申し訳ない」
「上司、周りの皆に迷惑かけてしまう」
「復帰して元気な姿を見せたい」
と話していました。
続いて別の女性クライアントBさん。
彼女は同じく仕事でいつも不当な扱いばかり
受けていましたが、「No」と言えません。
仕事は懸命にこなすのですが、
ミスをしたときになかなかそれを
正直に話すことが難しく、いつも胃が
キリキリするような感覚を抱えて
生活していました。
過労で相談に来た彼女は
「人が怖くてもう会社に行きたくない」
「仕事投げ出して皆怒っていると思う」
「会社に戻ったら非難されるだろう」
と話しました。
さて、クライアントAさんとBさん
何が違うのでしょう？
実は、心の初期設定がそもそも違うのです。
Aさんの場合、面倒な仕事ばかり振られても
周りの人を信頼していることが伺えます。
過労で動けなくなっても早く復帰して皆の
役に立ちたい心情がありましたね。
彼女の心には
「人は信頼に足る」という
心の「前提」があるのです。
ですので、「拒絶される」という感覚は
初期設定としてはありません。
一方のBさんはどうか。
彼女の場合、同じく仕事で辛い状況にあっても
仕事自体が悩みの根源ではなく、それ以前に
「人が怖い」とか
「人から怒られるのではないか」
といったことに対して恐怖を感じているのです。
会社に戻った場合、こんな自分を
受け入れてもらえないという
人に対しての「信頼のなさ」が
伺えます。
彼女の心には
「人は信頼に足る」という
心の「前提」がない。
同時に初期設定として「拒絶される」感覚を
小さい頃から抱えていることになります。
いかがだったでしょうか。
同じように職場で苦しい想いをしている
相談でも、心の初期設定が全く異なる
ことが理解いただけたかと思います。
もしあなたが、
「人から嫌われたくない」と
自分に制限をかけているのであれば
是非当カウンセリングをお尋ねください。
あなたの悩みの根本を理解でき、
ようやくその感情から解放されて
新しく明るい未来に向かって歩んで
いくことができます。
心の悩みは放っておくと慢性化して
しまい、それが当たり前になって
ずっと制限のかかった世界を生きる
ことになってしまいます。。
いち早く解決して、
自分のやりたいことにフルコミットして
充実した生き方をしたいですよね。
人生は思ってるよりも開けていて、
一歩踏み出した者勝ちなのです。
あなたからのご予約、
お待ちしております。
