こんにちは。
心理カウンセラーの鹿嶋文人です。
今日はこんなお話をしていきたいと思います。
テーマにもありますが、誰しも理不尽なことには反抗しますよね…
「それっておかしいじゃない!」と。
でも、中には反抗できずについ従ってしまう人もいるのです。
AC(アダルトチルドレン)にもそういう気質がある人もいるかもしれません。
では、理不尽なことに従ってしまう背景にはどんな心理が隠されているのでしょう?
それは、
「自分の存在を確認したい」という想いです。
・自己肯定感が低い
・つい相手に合わせてしまう
・自分を生きている気がしない
そんな特徴の方に共通しているのは、「存在感が薄い」です。
※これはあくまで本人の感覚です。
そうなるとどうなるか。
相手を通して自分の存在を感じようとします。
常に相手が自分をどう思うかが自分の基準となり、
相手がいなくては自分を判断できなくなってしまうのです。
結果として、相手がどんな人であれ、またどんな理不尽なことであれ、
「従う」というアクションをとってしまいます。
嫌なことでも自分が存在しないよりはマシなのです。
でも心の奥ではもちろん拒絶をしています。
そして「こんな屈辱的なことをしている自分には価値がない」という
自己否定感を蓄積してしまいます。
これは嫌ですよね…(+_+)
かくいう私も、人生の中で理不尽なことに従い、屈辱的な想いをしたことが何度もあります。
でも、私は幸運なことに、カウンセリングを受けることで人生が変わりました。
カウンセラーの方に自分を「話す」ことで自分の存在を確認していく
ことができたからです。
そしてそれを積み重ねることで自分の存在が確固たるものへと変わっていきました。
例えるなら、「3本の矢の教え」のように、
これまでの自分は1本ですぐ折れてしまっていたのが
自己が確立して3本重なることで折れなくなったような感覚です。
今、「個」の重要性が高まり、ネット社会が強まる中、人と人との交流が薄れる傾向にあります。
それもあってか「自分という存在」が確立できていない人もどんどん増えています。
そんな人が1人でも減り、自分に自信を持って安心して生きていけることを切に願っています。
もし「自分も思い当たる節があるな」と思う方は、
是非当カウンセリングに立ち寄ってみて下さい。
きっとあなたが自分に自信を持って生きていける一助になります。
まずは、あなたにお会いし、あなたの人生が聴けることを楽しみにしています。