規範(交差させる装置)

 

 

こんにちは。

 

 

 

鹿嶋です。

 

 

 

いよいよ寒くなり、
年末も近づいてきました。

 

 

 

年末の大掃除も早めに取り掛かって
後の負担を少なくしたいものですね。

 

 

 

前回は規範がなくても回る世界や
個人の成長レベルに応じた規範の意味
について考察しました。

 

 

 

今日は規範が果たす役割について
少し深く切り込んでいきたいと思います。

 

 

 

規範について考える際は
大枠で捉えられることが多く、
”全体にとっての利点”として
主眼が置かれがちです。

 

 

 

また、規範の力は絶大で
私たちはそれに抗うことは大変
難しいでしょう。

 

 

 

しかし、深く潜っていくと本当は
規範など存在していないことに
気付けたりもします。

 

 

 

 

どういうことか?

 

 

 

私たちにとっては全くもって当たり前のこと
ですが、基本的にあらゆる物は前から見る
ことを前提に作られています。

 

 

・車や電車、飛行機など色んな
乗り物は前に進むし、ヘッドライトは
もちろん前を照らしてくれます。

 

 

・着る服も後ろからの見たシルエットより
正面から見たインパクトが大事ですし、お化粧
もメインは前から見える顔に時間をかけますね。

 

 

・仏壇に供える花
拝む私たちから見えるように供え、
亡くなった人からすれば反対側に花が
向けられているわけです(笑)

 

 

そう考えると、生きている私たちは
基本的には目の前のことしか見えていない、
実は自分だけの世界を真っすぐ一直線に
生きる生き物に思えてきます。

 

 

 

「私たち」と言いながら
隣の人も自分と同じように何かを見て
感じているような気がしても、本当は
互いに自分の見える世界のみをただ
真っすぐ見つめているだけなのかも
しれません。

 

 

 

同様に、一般共有されている
”規範”の意味や深みも、本当は自分の中に
のみ適用されていて、全く同じ規範が
他の人に働くことはないという
事実が浮かび上がってきます。

 

 

 

では、それを前提とした
規範の持つ役割は一体何なのでしょう?

 

 

 

それは、
人と人を交差させる装置
としての役割です。

 

 

 

基本的には1人の世界を生きる私たち
ですが、そこに規範というものを置く
ことで交わりが生じます。

 

 

 

 

例えば、私たちが人と接する時、

 

関係性、状況、見た目、人柄、年齢、雰囲気、
声、職業、利害、精神性、場所、言動、覇気

 

など色んなものを考慮
して、その人にとって

 

相手がどんな人物であるか
自分は相手にどう接するべきか

 

ということを無意識にも判断します。

 

 

 

その判断軸を敢えて総称すると
規範になるわけですね。

 

 

 

それがないとすると
あらゆる人と人は交われなくなります。

 

 

 

もしかすると、映画に出てくるような
ゾンビ集団がある一方向にひたすら
進み続けるなんて光景なのかもしれません。

 

 

 

ですので1人1人がそれぞれに判断する
癖や特性を持ち、それを元にある程度の
人間関係の「型」を持ち合わせます。

 

 

 

 

するとどうでしょう?

 

 

 

普段接する目の前のAさんは、本当にAさん
でなければならないのでしょうか?

 

 

 

捉え方によっては大変失礼な物言いですが、
その人の「型/規範」を元にAさんという
人物が現れるわけです。

 

 

 

型/規範の側からすれば別にAさんでなくても
それに相応する人であれば良いという見方です。

 

 

 

言わば象徴的存在です。

 

 

 

その視点を元に考えると、人間関係で
何故同じ問題が繰り返されるか
理解できますね。

 

 

 

つまり、その人の人間関係の型(規範)が
あり、その型に当てはまるように物事が
展開されていく。。

 

 

 

人間関係でつまずき、場所を変えても
また同じような人が現れ同じ目に遭う…

 

 

 

 

その人の”型”自体が変化しない限り
同じループが続いてしまうのです。

 

 

 

時に私たちはそこに「課題」を見出し
その型を変えていこうとするわけです。

 

 

 

少しネガティブ基準で考えてしまいましたが、
規範を媒介としてその人が成し遂げたい課題が
浮き彫りになる。。
広い視野で見れば自分がこの世に生まれて
きた理由、または果たすべき使命、役割
のようなものも見えてくるのかもしれません。

 

 

 

そして、本来は1人1人がその課題に向かって
突き進んでいる中で、「規範」を元に
象徴的存在の人が現れ、その相手を通して
自分の課題を解決させてもらう。

 

 

 

世の中はそんな相互関係
成しているのでしょう。

 

 

 

そう考えると、相手にだって自分と接すること
で課題に取り組めている意味や利点があるわけ
なので、少なくとも自分が人間関係の渦の中に
どこかしらいる=何かの役割を必然的に果たし
ていることに気付けますね。

 

 

 

 

何かと何か(人と人)を交差させる
装置としての規範…

 

 

 

人生は旅であるという言葉を
人生で何度か耳にしますが、
その道は自分の目の前にしか開けて
いない一本道なのかもしれません。

 

 

 

列車も自分のために走ってくれるという
よりは列車の行先はいつも決まっていて
そこに何かの縁で途中まで相乗りさせて
もらう…
それでいて双方に利がある。
そんな規範を前提とした捉え方もあり
でしょうか?

 

 

 

はたまたそんな捉え方を敢えてするなら
人に過剰に気を遣う重荷が少し減らせる
でしょうか?

 

 

 

あなたの中にしか存在しない
規範が答えを持っていそうです。

 

 

 

道行く途中である
「今」のあなたの規範が。

 

 

 

あなたからのご予約、
お待ちしています。

 

 

 

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